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【愛知県】据置:AAA ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 14d1035 1

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14- D- 1035

201 5 年

3 月

2 7 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

愛知県

証券コ

−)

【据置】

債券格付

AAA

格付事由

(1)

愛知県の県内総生産は、東京都、大阪府に次いで全国

3 位の規模を誇り、国内総生産の

7%を占める。格

付は、堅固な税収基盤、自主財源比率や財政力指数の高さを背景とした財政力、一般財源などの変動に十

分対応できる手元流動性の厚み、特例的な地方債や地方交付税を中心とする国からの手厚い財源措置の状

況などを反映している。12

年度以降、税収は増加に転じており、財政はリーマンショック後の厳しい状

況からは脱しつつある。高齢化に伴い医療・福祉といった行政サービスの需要が拡大するなか、行財政改

革への取り組みにより歳出及び県債発行の抑制に努め、財政規律を確保していくことができるか注目して

いく。

(2)

輸送機械関連産業を中心とした製造業のウエートが極めて大きい産業構造であるため、税収が当該業種の

業況に大きく左右されてしまうことは、本県財政の最大の懸念点である。消費税率の引き上げに加え、09

年度以降の大幅な税収減の主要因であった輸送機械関連産業の業績が改善に向かっていることなどから、

15

年度当初予算における県税収入額は前年度当初予算に引き続き

1

兆円を超え、税収が過去最高となっ

た 07 年度決算額の概ね 8 割まで回復することが見込まれている。

(3)

09 年度以降、普通交付税交付団体となっているが、13 年度(3 ヵ年平均)の財政力指数は 0. 927(不交付

団体の東京都を除く)と道府県のなかで 1 位となっており財政力は高い。また、地方交付税制度が創設さ

れた

1954 年度以降、32 年間において不交付団体となっていることなどを踏まえれば、中長期的に地方交

付税に依存することなく「自立した財政運営が行えるだけの財政力、税収基盤を有している」と判断して

いる。

(4)

13

年度の経常収支比率は

98. 7%と、地方税の増加を背景に

12

年度の

100. 6%から若干改善したが、都道

府県のなかで

09 年度以降、最も高い水準(13 年度は大阪府が同水準)が続いている。本県の経常収支比

率は税収動向により大きく変動する傾向を考慮して、過去の推移を平均してみてもやや高い水準にある。

ただ、基金で保有する手元流動性(満期一括債券に係る減債基金を含む)は比較的厚い水準が確保されて

おり、一般財源などの変動に十分対応できる。

(5)

将 来 負 担 比 率 は 低 下 傾 向 に あ る も の の

13

年 度 で は

232. 7% と 、 引 き 続 き 都 道 府 県 平 均 ( 加 重 平 均 、

200. 7%)をやや上回る水準となっている。ただ、現状に加えて、一般会計からの財政支援が懸念される

公営企業や外郭団体は多くない。県債残高については、通常の県債は減少しているものの、このところ、

財源対策として国の制度に基づく臨時財政対策債などの特例債の発行が高水準となっていることから、総

額では一貫して増加しており 5 兆円(減債基金の積立残高を除く)に迫っている。将来的な交付税措置の

動向について不透明な要素があるため、県債残高総額についても留意した財政運営が望まれよう。

(担当)加藤

厚・南澤

格付対象

発行体:愛知県

【据置】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

(2)

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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

(4)

4/ 4 http://www.jcr.co.jp

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

平成 26 年度第 10 回公募公債(10 年) 200 億円 2014 年 9 月 30 日 2024 年 9 月 30 日 0. 588% AAA 平成 26 年度第 11 回公募公債(15 年) 150 億円 2014 年 10 月 16 日 2029 年 10 月 16 日 0. 961% AAA 平成 26 年度第 12 回公募公債(10 年) 200 億円 2014 年 10 月 27 日 2024 年 10 月 25 日 0. 515% AAA 平成 26 年度第 13 回公募公債(20 年) 150 億円 2014 年 11 月 14 日 2034 年 11 月 14 日 1. 363% AAA 平成 26 年度第 14 回公募公債(10 年) 200 億円 2014 年 11 月 28 日 2024 年 11 月 28 日 0. 535% AAA 平成 26 年度第 15 回公募公債(10 年) 200 億円 2014 年 12 月 22 日 2024 年 12 月 20 日 0. 480% AAA 平成 26 年度第 16 回公募公債(10 年) 200 億円 2015 年 1 月 28 日 2025 年 1 月 28 日 0. 300% AAA 平成 26 年度第 17 回公募公債(10 年) 200 億円 2015 年 2 月 26 日 2025 年 2 月 26 日 0. 463% AAA 平成 26 年度第 2 回あいち県民債 25 億円 2015 年 3 月 30 日 2020 年 3 月 30 日 0. 160% AAA 平成 26 年度第 18 回公募公債(10 年) 200 億円 2015 年 3 月 27 日 2025 年 3 月 27 日 0. 440% AAA

格付提供方針に基づく

その他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日: 2015 年 3 月 25 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上 正峰

主任格付アナリスト:加藤 厚

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「地方債格付の格付手法」(2008 年 2 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 愛知県

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した発行体およびその出資法人等の決算・予算

・ 格付関係者が提供した発行体およびその出資法人等の決算・予算、財政運営方針などに関する資料および説明

・ 経済・財政動向などに関し中立的な機関が公表した統計・報告

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

政府機関などによる検証、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証な

ど、当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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